イノ・ウエの独り言 
井ノ上が日頃”椅子張り職人”として感じたこと

2004年 12月 31日
受注件数に伴って移り変わるアラ・カワの役割

AZUMAのイス張り職人 アラ・カワの役割は「WEBサイトからのお客様担当係」となります。2000年にホームページを立ち上げた当時の私の担当は以下の通りでした。

 1.ホームページの運営管理
 2.ホームページからのお客様の対応
 3.引き取り&納品
 4.イス張り職人としてイス張りの加工

2000年の年間受注件数は36件でしたので上記のすべてを行っておりました。それは、ホームページをつくって、私の作り上げたホームページを見てお問い合わせといただき、私がお見積もりをして、ご依頼をいただいたら引き取りにうかがい、その際に加工について打ち合わせをして椅子を引き上げ、工場で私が張り替え加工を行い、納品にお持ちしていました。納品時に椅子の張り替えの苦労話や、工夫した点などを合わせてお話しあせていただいた場合も数多くございました。この方法での受注方法がイス張り職人としてもっともやりがいを感じておりました。

もともとAZUMAのイス張り職人は1人の職人が1つの物件について責任を持って加工させていただいていたこともあり、2000年の受注件数の36件というものが私が上記の通りすべて自分で対応できる件数だったことを親方に指摘され、2001年1月から日数のかかるソファは受け持たないようになり、次に背付きのダイニングチェア、ダイニングチェアの座面張替えと受注件数の増加に伴い、引き取りや納品などで週のほとんどを外出するようになった私は約束した工期で椅子の張り替えを受け持てなくなってきました。

2001年6月、それまでは親方、兄、私と3人の職人で行っていたイス張り職人の仕事でしたが、親方の目の黒いうちに一人でも多くAZUMAのイス張り職人の育成という大きな課題を持つことになりました。それに伴い、私にはついに親方から、「職人の道具を置いてホームページのお客様の対応に専念して欲しい」と告げられ、私はイス張り職人として手を動かすことをお休みし、私の職人としての経験で私にしかできない対応をめざしてホームページからのお問い合わせに対する受注担当となりました。

その甲斐あってか、現在はAZUMAのイス張り職人を目指す職人が4人集い、切磋琢磨して腕を磨いています。私の主な仕事は以下の通り項目こそ減りましたが、おかげさまでお問い合わせ件数が毎年うなぎ登りとなっており時間はいくらあっても足りないほどとなっています。

 1.ホームページの運営管理
 2.ホームページからのお客様の対応

2004年は387件の受注をいただきましたので月平均32件程度の受注をいただけるほどになってきました。

私にしかできない対応はお電話やE-mailでのやりとりで椅子の形状を予想し、改善点を見いだし、今の椅子に対する「あとこれがこうだったらいいのに」とかゆいところに手の届くご希望をうかがったり提案したりしながら、お手持ちのソファやダイニングチェアに張り替えという名のオーダーメイドの加工を行っていくための見積もりをさせていただくことです。

数社に張り替えの見積もり依頼をされている方も多くいらっしゃいますが、その方達も加工に対しての期待という点で東加工所へ張り替え加工をご依頼いただけている例も数多くございます。きっかけは確かにインターネット上のホームページを介してのお問い合わせですが、そこから先はやはり使い手(お客様)と作り手(イス張り職人)との関係でお見積もり以降、加工から完成まで対応させていただきます。しっかりと詰めた打ち合わせの後は作り手の満足は使い手の満足になることを私は知っています。まずは、お問い合わせいただく段階で不安ではなく期待してご連絡いただけるようなWEBサイトへしていきたいと思います。

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