SHIRAKAWA(シラカワ)社製
カタログNO_D807
Leger(レジェ)
背付きダイニングチェア(背全体張り)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
---|---|---|---|
引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2003-11-15 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 7日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2003-11-22 |
納品場所 | 神奈川県大和市 SH邸(個人宅) | ||
納品住所 | 神奈川県大和市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
製造メーカー | SHIRAKAWA(シラカワ)社製 |
---|---|
商品名(シリーズ名) | Leger(レジェ) |
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背全体張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 6本 |
生地 | 合成皮革 |
柄/フェイス/織り | プレーン / ソフトレザー |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 背付きダイニングチェアの張り替え加工費 @ 27,500 円(税別 25,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
合成皮革代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 中身ウレタン交換 |
Before & After
HPをご覧いただき、「SHIRAKAWA」社製背付きダイニングチェア張り替えの件で「見積もりフォーム」からお問い合わせいただきました。お電話にて折り返し連絡差し上げ、加工費+材料費+送料とそれぞれお見積もりし、最終的に張り地(材料)によって材料費が変化し、加工費、送料に関しては、そのままの金額で加工させていただく旨をお伝えしました。張り替えを前向きにご検討いただけるということでしたので、合成皮革の掲載されたビニールレザーサンプル帳を宅急便でお送りして、張り地をお決めいただきました
。「SHIRAKAWA」社製のダイニングチェアは木枠の作りがしっかりとしており、張り替え時期になってもぐらついたりしているダイニングチェアを見ることは非常に希なことです。それほど、制作時に良い材料で手間を掛けて製作されていると、アラ・カワ個人的に考えております。同じ形状で「背もたれが籐で張ってあるタイプ」は数回張り替えさせていただいたことがありますが、背もたれが共張りの張り地で張ってあるタイプはSH邸のダイニングチェアが初めてでした。とは言っても、今まで何千、何万ものイスを手がけてきているAZUMAのイス張り職人にとっては、その違いは何の弊害にはなりません。確実に的確に張り替え作業を進めて張り替えは完了いたしました。
カタログNO_D807
Leger(レジェ)
背付きダイニングチェア(背全体張り)
加工内容
製造メーカー | SHIRAKAWA(シラカワ)社製 |
---|---|
商品名(シリーズ名) | Leger(レジェ) |
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背全体張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 6本 |
生地 | 合成皮革 |
柄/フェイス/織り | プレーン / ソフトレザー |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 背付きダイニングチェアの張り替え加工費 @ 27,500 円(税別 25,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
合成皮革代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 中身ウレタン交換 |
Before & After
張り地は革から合成皮革へ変更しての張り替えとなりました。合成皮革のメリットは適度な硬さと張り、そしてメンテナンスの利便性が挙げられると思います。ダイニングチェアの機能を考えたとき、硬めでしっかりとした座り心地の方が、「食事を採る」というダイニングチェアの大前提の役割を十分に果たすということが言えると思います。その為に、「AZUMAのイス張り替え」では硬めのウレタンを芯に用いて、適度な硬さと弾力を座面に与えて下拵えをしています。その座面に合成皮革を用いることで、しっかりとした座面に仕上がります。次に、合成皮革は革よりも水分に強いと言うことです。そのため、汚れを水ぶきの布巾等で拭き掃除しても、その後にから拭きすればきれいに使っていただくことができます。上記のことからアラ・カワ個人的には比較的合成皮革をお勧めすることが多いかもしれません。しかしながら、他の張り地をお決めいただくのは持ち主であるお客様ですので、それぞれの張り地について、アラ・カワの知識内で説明させていただいております。
張り替え加工については、座面は横マチ付きの縫製ありタイプでした。中身ウレタンを交換しての張り替えとなりましたが、今回は、座面の中身ウレタンを2層にして下拵えをしました。指で押すと凹みますが、お尻で腰掛けるとほとんど凹まない硬めのウレタンの上に、柔らかく弾力のあるウレタンを巻いています。下拵えをした座面から合成皮革の型を出して縫製していき、座面に張り込んで座面を完成させます。背もたれは木枠の表面に6mm程度の溝が掘られていて、その溝に背裏、背表等の張り地などを張り込んでいき、最終的にパイピングを利用して溝を埋めて仕上げます。溝は仕上げ用に空けてあるようなものです。この溝で仕上げる工法は現在使用しているステープルとガンタッカーが道具の主流として定着してきた際にメジャーになった工法のひとつです。釘では溝に打つことで、溝が埋まってしまい次々に打っていけないため、最終的に仕上げることができないためです。このようにして張り上げて、仕上げ弊社で納品させていただきました。
お客様のレビュー
神奈川県大和市 SH邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
クッションもだいぶへたっていたせいでしょうか、戻ってきたときは高いような気がしましたが、新品のときはこんな感じだったのでしょう。購入時に、食事だけでなくくつろぎも求めて、テーブル・椅子共に5cmほど低くしてもらったもので、「長時間座っていても疲れにくい」という荒川さんの言葉を実感しています。座面がしっかりとしていて、座り心地がとても良いです。
本革から合成皮革に変えたことで、色ツヤや手触りなどは違いますが違和感もなく、もうすっかり馴染んでいます。また大切に使いたいと思います。
2.張り替えを注文するまでの不安
ここ数年、張り替えたいと思いながら、製造元や家具屋に問い合わせては棚上げしてきましたが、HPでの実績の数々に安心してお願いできました。また、従来の本革にするか合成皮革にするかで、ずいぶんと悩みましたが3年半前にこちらに引っ越してきてからダイニングキッチンに設置しておりやはり汚れにくく手入れが楽にできることを重視して、合皮にしました。送っていただいたカタログには、的確な箇所に付箋が貼ってありたくさんある見本に悩むことなく、手触りなどを確認してすぐに決められまし
た。
3.アラ・カワの接客態度
直接お目にかかれなくて残念でしたが、HP上の写真と電話の声でこの仕事に自信を持っておられる方だと思いました。インターネット上の取引は、一抹の不安もつきまとうものですから誠意ある対応が決め手になります。これからも、東加工所の顔として頑張ってください。