カタログNO_D712
背付きダイニングチェア(背籐張り)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お持ち込み | 引取日 | 2003-08-09 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 14日間 |
納品方法 | 工場渡し | 納品日 | 2003-08-23 |
納品場所 | 東京都西東京市 YA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都西東京市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
製造メーカー | キツツキマーク(飛騨産業)社製 |
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椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背籐張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地1/生地2 | 布地 / 籐 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / モケット |
生地調達方法 | 在庫張り地使用 |
加工費 | ダイニングチェア背籐と座面張り替え加工費 @ 29,700 円(税別 27,000 円) |
作業内容の詳細 | 座面中身ウレタン交換 |
Before & After
HPをご覧いただき、背が籐で張ってあるタイプの背付きダイニングチェアの張り替えの件で見積もりフォームからお問い合わせいただきました。直接お電話差し上げて、ダイニングチェアの形状をうかがいながら概算のお見積もりをお伝えしたところ、直接工場までお持ちいただけると言うお話しになり、直接お持ち込み頂くのならばとHP特典である弊社在庫布地を使用しての張替をお勧めしました。ダイニングチェア座面部分の布地に関して在庫布地であれば無償で提供させていただいております。(このサービスはダイニングチェアを張り替える場合、直接お持ち込み頂くか、HPで布地を決定し宅急便でお送りいただく場合に適応となります。)
座面部分の張り替えに関しては、座面を本体から取り外し、布地やウレタンを座板から剥がし取ります。座板だけの状態になってから、新たに硬めのウレタンを裁断して座板に接着剤で貼り付けます。そのあとに柔らかくて弾力のあるウレタンを貼り、厚みの部分にも1周ウレタンを巻いて上面のウレタンと接着します。このとき、布地が座板に直接あたることがないように外周のウレタンを巻いていきます。布地が直接座板にあたると布地が切れる原因になってしまうからです。ここで布地の型を出し、縫製して張り込んで仕上げます。
背もたれの籐の部分も張り替えさせていただきました。籐の張り替えでは、2種類の張り替え方があります。1つはYA邸の写真の通り、籐と木枠の境目に6mm幅ぐらいの籐が縁を1周しているものです。このタイプの場合、手編みタイプよりは安価に張り替えが可能となります。もうひとつは籐を手編みで編んでいくタイプで、籐を通す部分にあらかじめ穴が開いていてその穴を通して手で編んでいく方法です。この場合前者の手間の4倍ほどかかります。YA邸の場合はオリジナル通り前者の方法で張り替えさせていただきました。
ReChair在庫生地よりお選びいただきました
ReChair在庫生地 NO.225
*ReChair在庫張り地を1,500円/mにて提供しております。条件として張り地は画面上でのみご覧いただくこととなりますが工房にお越しいただけましたら実際の張り地をご覧いただくことが可能です。また、数量に限りがありますのでご注意ください。ReChair在庫張り地は「ReChair在庫サンプル帳」を参照。
お客様のレビュー
東京都西東京市 YA邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
先日は、椅子の修理ありがとうございました。お盆休み返上で頑張ってくださったみたいですね。おかげさまでとても気持ちよく毎日座っています。生地の色が、白かったかなと気になっていましたが、出来上がりを見た時、思い切って決めて良かったとうれしくなりました。背面の籐も、しっかりはってあり安心感があります。椅子全体が綺麗になっているようにおもいますが、木の部分も手をかけて下さったようですね。
2.張り替えを注文するまでの不安
ネットでの注文は、初めてだったので、この物騒な世の中大丈夫かなと思う反面、好奇心もありとてもわかり易く値段もはっきりしていた。
3.アラ・カワの接客態度
荒川さんのホームページを見て、これなら大丈夫と思いました。工場にも伺ったのですが、皆さんコツコツと自分の仕事に 没頭している感じがとても良かったですね。
もちろん 荒川さんの説明もわかり易く、疑問にもしっかり答えていただきました。
4.その他、お気づきになられた点
教えてもらった手入れ方法を忘れず、これからもずっと我が家で頑張って使っていきたいと思ってます。もし、またこの椅子を張り替える時がきたら、もちろん、またよろしくおねがいします。