リビングテーブル張り替え
カタログNO_C433
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2002-09-21 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 21日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-10-12 |
納品場所 | 東京都福生市 YA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都福生市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | イス以外/テーブル / リビングテーブル |
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加工内容 | 張り替え / 修理・補強 |
数 量 | 1本 |
作業内容の詳細 | コーナーとリビングテーブルの塗り替え代 |
Before & After
リビングテーブル張り替え
テーブルとコーナーの木部塗り替え
ソファとセットのリビングテーブルとコーナーのサイドテーブル兼飾り棚の部分が、木地出しのタイプでした。この部分を張り替えと一緒に塗り替えのご依頼も頂戴しました。テーブルの塗り替えは新品を塗る何倍かの手間がかかってしまいます。そのため、張り替え同様、高額になるとは思いますが、さすがにきれいに仕上がります。テーブルの場合は熱に強く、乾くと硬い塗料のウレタン塗装で塗られていることが多いため、一度、塗膜(塗装の膜)を剥離(はがすこと)して木地の状態に戻してから塗っていかなければなりません。新品の時はそのまま塗っていけるので、そのことを考えいただけると非常に手間がかかることをおわかりいただけると思います。しかし、手間をかけた分だけきれいに仕上がります。
コーナーのサイドテーブル兼飾り棚の部分はリビングテーブルと違って、花を飾ったり、写真立てを置いたりとなにかしらを置いたり、することが多いためか、リビングテーブル以上に、塗膜が劣化し、痛んでいる状態でした。塗膜がどんなに痛んだとしても、塗り替えの際は塗膜を洗い落としますので、木地が傷んでいなければ塗り替えによって新品同様に塗り上げることができます。YA邸のリビングテーブルやコーナーのサイドテーブル兼飾り棚もすっかり、きれいに塗り上がり自信を持って納品させていただきました。
カタログNO_C433
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/モダンタイプ / コーナーソファセット |
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加工内容 | 張り替え / 修理・補強 |
数 量 | 1セット(5人掛け) |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | セパレートタイプの5人掛け肘付きコーナーソファの張り替え加工費 @ 220,000 円(税別 200,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引取・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面中身ウレタン交換 |
Before & After
リビングテーブル張り替え
HPをご欄いただき、セパレートタイプの5人掛け肘付きコーナーソファ張り替えの件で直接お電話をいただきました。お電話で簡単にお見積もりさせていただいた後に、日を改めて布地サンプル帳を持ってうかがうことになりました。実際にソファを拝見してみるとソファの大きさにびっくりしましたが、1人分の幅が70cmもありました。しかし、張り替え加工費については鼓バネの吊り直し以外は基本的にHPの加工表通りでお見積もりさせていただいておりますので、YA邸のソファの場合もそのままで受けさせていただきました。セパレートタイプの5人掛け肘付きコーナーソファの張り替え加工費は132,000円。この他に布地代と引き取り・納品代がかかります。
YA邸のソファは20年近くお使いになったとおっしゃっていましたが、使い方が良かったことと、張り地が丈夫だったこともあって、写真では張り替え前後の区別をしなければあまり分からないと思います。しかし、中身のウレタン(特に座面)などは、決まったイスに長く腰掛けるケースが多いため、使用している頻度によって腰掛け具合が違ってきてしまいます。これらを改善するために、また、ご使用になる方(YAさん)の年代も考慮に入れて、座面中身ウレタンに硬めのウレタンを使用して交換させていただきました。いままで20年近くお使いになったYAさんですから、YAさんが同じ環境でご使用になれば、また、同じ年数だけお使いになることを考えれば、20年後も快適に腰掛けられるソファに仕上げたいというのは”AZUMAのイス張り職人”の心意気です。
20年後に快適に使えるソファとはどういったものか考えるときに、使い手の体力の低下という要因が大きく関わってきます。アラ・カワも大学時代に高齢者体験といって身体の部分的に重りをつけて実験に参加しましたが、頭で考えていた以上に体の自由がきかなくなりました。もちろん、イスへ腰掛ける際の座り立ちは腰掛ける座面の高さ、柔らかさなどの違いで大きく変わってくることになりました。ソファ本体の形状(高さや奥行きの関係)からそれほど大きく変えることはできませんが、ウレタンの硬さひとつでお尻の位置を高くすることはできます。また、腰痛などお持ちの方も硬目の座面の方が疲れに喰いようです。正直な話ですが、座り心地などは納品時に腰掛けていただき、お喜びいただきましたが、縫製の面で残念ながら納まらず、直して1週間後に縫製と張り直しをして再度、気持ちよく納品させていただきました。