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カタログNO_C424

スツールオーダーメイド
C424 SU邸 C424 SU邸 ダイニング用特注スツールをオーダーメイドで作り上げる

カタログNO_C424
同製品でのお見積りはコチラ
スツール
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 新規ご注文 引取日 2002-09-12
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 22日間
納品方法 納品 納品日 2002-10-04
納品場所 東京都板橋区 SU邸(個人宅)
納品住所 東京都板橋区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1 スツール/スツール
加工内容 オーダーメイド
数 量 6本
生地 ソフトレザー
柄/フェイス/織り プレーン / 合成皮革
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 ダイニング用R型スツールの製作
@ 0 円(税別 円)
費用
ご依頼条件にて異なる
ソフトレザー代、送料(引き取り・納品代)
※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。
作業内容の詳細 6個並べると半円(税抜)*総額表示義務付施行前形になるようにダイニング用スツールとして製作
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
スツールオーダーメイド

HPをご覧いただき、特注スツール制作の件で「お見積もりフォーム」からメールにてお問い合せいただきました。電話でお話しし、詳細をお聞きすると、半円形のダイニングテーブルに対してのイスが今回の制作させていただく特注スツールです。半円を6等分して、ダイニングテーブルの高さに合わせてつくらせていただくことになりました。まず、お見積もりさせていただいたところで縫製等の相談をさせていたどこと図面を書いていましたが、うまく伝える図面が描けなかったので1/5のサンプル模型をつくってしまいました。その模型の画像をE-MAILに添付して送らせていただきました。その後、何とかイメージが伝わったようで正式に制作依頼をいただきました。その後打ち合わせにうかがい詳細を決めさせていただき、制作に移らせていただきました。
 スケッチ 1/5サンプル模型 平面図 側面図・断面図
今回のSU邸の特注ダイニング用スツールは簡単そうで難しい仕事になるということは、最初にお問い合わせを頂いたときから考えていました。そのために、製作に関しては順序よく正確に、一度できっちりと納まるように進めていきました。形状的にシンプルなスツールですが、このスツールの使用方法がダイニング用というところが、一度できっちりと納めることができるかどうかに大きく関わってきます。それは、SUさんがこのスツールに腰掛けたときのテーブルとの兼ね合いに個人差があるということです。オーダーメイドの場合、「一般的には・・・」は通じない場合が多いのです。考えてみれば当たり前ですが一般的ではなく、こだわって作れることがオーダーメイドなのです。そこで、ご新築中のリビングの図面とSUさんのイメージを絵に描いてFAXしていただきました。そのスケッチと図面を見ながら再びSUさんと打ち合わせさせていただきました。上のスケッチはアラ・カワがイス木地職人と打ち合わせをするのに描いたものです。リビングの図面とこのスケッチでお見積もり差し上げましたが、SUさんにとってイメージが湧きにくいと思い、工場にある材料でそのあとすぐに1/5サイズのサンプル模型をつくり、デジタルカメラで撮影し、メールに添付して送信しました。その間、2時間くらいだったと思います。その後、ご注文いただいた後に制作図面を起こしてSUさんともイス木地職人とも話を詰めていきました。

after
after Photo22
after
after Photo22

さて、オーダーメイドでの制作をご注文いただき、最初に考えたことは、ダイニングテーブルとの高さの兼ね合いをどのように決めたらよいかということでした。やはり、実際のテーブルに向かって腰掛けてみなければ分からないと思い、スツールの木枠通りの高さの台をつくり、2種類のウレタンを持参してそれぞれの厚みを変化させながらSUさんのベストな高さをウレタンでつくることにしました。これで、ウレタンの種類と厚みが決定し、同時にスツール全体の高さも決まってきました。工場へ戻って、必要なウレタンを材料として取り、イス木地職人が製作した木枠にウレタンをのせ、サンプルの時の座り心地を確かめます。ここで、腰掛けた感じが違うと思った場合は、その場で修正します。今回は、「見た目はやわらかく、腰掛けたときには硬く」がSUさんのご要望でしたので、スツールの中央に膨らみを出すために中央部分に幅なりにウレタンを挟み込んで膨らみを表現しました。このようにしてスツールの座面の下ごしらえをしました。全部で6個になりますが、どれをどこに置いても同じ高さになるように、張り上げていきます。張りながら6個すべての高さを調整したら、脚を打ち付けて特注スツールの完成となります。脚はプラパートといって厚さ7mmの叩き込み式の脚を取り付けました。納品当日は、お引っ越しと同日でしたが、ギリギリでしたが、SUさんの当初のご要望通り、お引っ越しに合わせた仕事運びができてホッとしました。納品時にはサイズ、座り心地、ダイニングテーブルとの兼ね合いも含めてSUさんにお喜びいただきました。


C424 SU邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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ウレタンフォーム 合成皮革 ソフトレザー

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