ソファ張り替え
カタログNO_C367
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2002-07-09 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 18日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-07-27 |
納品場所 | 千葉県船橋市 KU邸(個人宅) | ||
納品住所 | 千葉県船橋市 | ||
ご注文回数 | 1 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/モダンタイプ / コーナーソファセット |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1式 |
生地 | 革 |
柄/フェイス/織り | プレーン / ビニールレザー |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ローソファコーナーセットの張り替え加工 @ 0 円(税別 円) |
費用 ご依頼条件にて異なる |
革代、送料(引き取り・納品代) ※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。 |
Before & After
ソファ張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからクッションの張り替えの件で直接お電話いただきました。クッションのサイズは800x800x170、600x800x170(mm)でそれぞれ、2個、3個です。アラ・カワが不在だったので兄弟子のオオヒラがKUさんとお話しさせていただきました。KUさんに絵を描いて、寸法を書き込んでいただいたものをFAXしていただくことで概算のお見積もりをさせていただきました。その絵を見たときに1個1個のクッションと数を書いていただきましたが、いったいどのように使用されるものなのか、疑問に思いながら話を進めさせていただきました。オリジナルは布地でしたが、今回は革で張り替えさせていただくことになりました。800x800x170、600x800x170(mm)サイズのクッション張り替えの加工費は1個 10,000円。中身ウレタンの交換はなしで補充ということで張り替えさせていただくことになりました。
HPで今までいろいろなイスを張り替えさせていただきましたが、今回のKU邸のようなソファを張り替えさせていただいたのは初めてのことです。こういったものをシステムソファとでも呼ぶのでしょうか。大きいマットを座面とし小さい方のマットを背もたれとする方法や大きいマットを二つ重ね合わせ、その上に背もたれのクッションを置く方法や、大きいクッションの上に天板を置きサイドテーブルのように使う方法など、組み合わせはお部屋に合わせて好きなように出来るのでしょう。
張り替え加工の方は、大きなクッションを接ぎ目のない革で作りたいというご希望でした。しかし、天然の革は一枚で取れる大きさに限りがあり、KUさんのご希望は革が手に入った時点で決めさせていただくことにしました。結果的には高さの部分にあたる革はマチとして縫製いたしました。上から見たときには1枚の接ぎ目なしで革を取ることが出来ました。事細かな打ち合わせが可能なところも作り手と使い手が直接打ち合わせ出来るからでしょうね。
クッションのお引き取りにうかがったときに、張り替えさせていただくローソファの全容が見えてきました。クッションとローソファを自由に組み合わせて床面に並べたり、重ねたりして置くことで、自由に空間を演出できるシステムソファとでもよべるものでした。ソファの座面の厚みとクッションの厚みも奥行きも合っているのでぴったり合ってきます。考えれば考えるほど良くできたイスでした。ローソファは背もたれにファンクションが付いており、通常折れ曲がっている背もたれ部分が起きあがりハイバックのタイプに変化します。ファンクション付き1人掛けローソファの張り替え加工費は1本 25,000円。この他に革代と引取、納品代がかかります。