デスクチェア張り替え
カタログNO_C319
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お持ち込み | 引取日 | 2002-04-29 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 15日間 |
納品方法 | 工場渡し | 納品日 | 2002-05-14 |
納品場所 | 東京都文京区 DA社(オフィス) | ||
納品住所 | 東京都文京区 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1 | デスクチェア/デスクチェア |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 6本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / 平織り |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 回転式デスクチェアの張り替え加工費 1脚 20,000円(税抜)*総額表示義務付施行前 |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
Before & After
デスクチェア張り替え
HPをご覧いただき、回転式デスクチェア張り替え(6本)の件で直接お持ち込みいただきました。ご近所にも「イス張り替え」の看板をよく見かけるそうなのですが、HPで”AZUMAのイス張り替え”をご覧いただき、弊社での張り替えをご決断、お持ち込みいただいたそうです。お越しいただいたときにちょうどアラ・カワが不在だったため、打ち合わせから加工まで全て親方へお任せしました。回転式デスクチェアの張り替え加工費は1脚 20,000円。通常、この他に布地代と送料がかかりますが、布地は弊社在庫布地の中からお選びいただき、送料はお持ち込みいただいたので上記の加工費のみで張り替えさせていただきました。
オフィスチェアというよりも会社の会議室に使われれているイスでした。今回の張り替えで座面の中身ウレタンはなしということでしたが、張り替えの際に座り心地を少しは良くしたいと考えるのが”AZUMAのイス張り職人”の職人気質ですので、ウレタンの補修、補充を行い座面を仕上げました。通常座面クッションに付いているボタンはお尻で引っかけて、取れてしまうおそれがあるので張り替えの際にボタンを取ってしまうことをお勧めするのですが、DA社のイスの場合、ボタンによって本体と固定されているタイプですので、現状通りの形状で張り替えさせていただきました。
会議室用のイスで最初にすり切れてくるケースが高いのは肘の前の方がほとんどです。DA社の場合も例外ではなく、肘からすり切れてきた状態でした。また、今回はビニールレザーから布地への張り替えでしたので仕上がりもきれいにきれいな仕事が出来ました。というのも、肘の脇の部分は肘前方が垂れ下がっている形状なので、張り地を絞り込んで張っていかなければなりません。斜め方向への伸縮性でいえば、布地の方がありますので仕事がしやすく、きれいに仕上がります。脚もある程度磨かせていただきましたので、きれいになりましたし、キャスター部分にもグリスをぬらせてもらいました。座り心地も使い心地も、張り替え前後で比較していただくとその差は歴然だと実感していただける仕上がりとなりました。