ソファ張り替え
C248 TO邸 C248 ＴＯ邸 安心して腰掛けられるソファの張り替えを依頼する

カタログNO_C248

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１人掛け肘なしソファ(スタンダードタイプ)

同タイプで見積

使用した生地詳細はコチラ

ニュースムース M633（メーカー：メルセン）
プレーン/本革/えんじ色

同タイプの生地

加工内容

Before ＆ After

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after

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職人からのひと言｜井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPをご覧いただきお見積りフォームから１人掛け肘なしソファ（革張り） ２脚の張り替えの件で直接お電話をいただきました。ちょうどアラ・カワの親方が電話に出たので、張り替えの方法等について詳しくお話しさせていただいたようです。その後、アラ・カワの方でお引き取りの日時を決めるためにお電話差し上げました。お引き取り当日、革のサンプルを持ってうかがい、中身ウレタンなどの座り心地などを確かめながら、ＴＯさんの生活スタイル等によって、ウレタンや張り地等の材料選びから、張り替えの工法を詰めていきました。ＴＯさんは猫を飼われているので、本体部分は爪研ぎをされたとしても、容易に交換できるようにビニールレザーで張り替えさせていただきました。１人掛け肘なしソファの張り替え加工費は１脚 25,000円。中身ウレタンを硬めのウレタンに交換をさせていただきました。この他に革（座と背の表地）代、ビニールレザー（本体部分）代、送料がかかります。
　ＴＯさんにとって腰掛けやすく、リラックスできるソファだった様で、新しいソファを購入した後もこのソファの座り心地が忘れられなかったと聞きました。人の身体の大きさは一様ではありませんので、人によって座りやすいソファというものがあって当然だと考えておりますので、張り替えの際には座面の高さや奥行き、傾斜など使われる方の体型を考えてソファを形成していきます。しかし、新品のソファで自分の体型にあったソファを探し出すことは困難なことだと思います。”AZUMAのイス張り替え”では、体型の他、年代によってもウレタンの硬さ等でソファの座り心地としての選択肢を多く持っています。選択肢といっても漠然としたものですが、使い手であるお客さんとのやりとりの中でアラ・カワがウレタンの硬さや構造的なことをイメージし作り上げていきます。

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after

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結局のところＴＯさんとのウレタンの硬さ等の打ち合わせでも「座面のウレタンは硬めにしましょうね」とお話しさせていただいただけですが、アラ・カワの中にはどのウレタンとウレタンをどういった厚みで組み合わせていこうかなどのイメージは出来上がっています。そのイメージを工場で形にして、腰掛けてみます。そして、イメージ通りの座り心地になるように修正を加えてウレタンを形成していきます。そうして出来上がったソファから型を出していきます。型がうまくできたら革を裁っていきますが、このとき革の傷などをよけて裁っていかなければなりません。無事に革を裁ち終わったら、ミシンを使って縫製していきます。１つ目の縫製が終わったら、ソファに被せてみて様子を見て型を直すところは直していきます。その様にして出来上がった張り地を本体に張っていきます。ＴＯ邸の場合、最後にそれぞれのボタンを通して適当な力加減で引っ張っていきます。ボタンが終われば底張りをして張り替え完了となります。ここまで手間をかけさせていただき、ひとつのソファが生まれ変わります。納品日、ＴＯさんに腰掛けていただいたとき、復元されたイスの座り心地にお喜びいただきました。