ダイニングチェア張り替え
カタログNO_C245
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | 宅急便 | 引取日 | 2002-01-21 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 4日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-01-25 |
納品場所 | 栃木県宇都宮市 YA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 栃木県宇都宮市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 縫製なし |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / 平織り |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面の張り替え加工費 @ 7,700 円(税別 7,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、送料(宅急便代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア(2脚)座面の張り替えの件でメールにてお問い合わせいただきました。現状のものと同じような布地で張って欲しいとのご希望でしたので。結局、サンプル帳を送らせていただき、その中から最上級の布地をお選びいただき、その後、座面と一緒にサンプル帳を送り返していただきました。ダイニングチェア座面の張り替え加工費は1脚 5,500円ダイニングチェア座面の張り替え加工費は1脚 5,500円。中身ウレタンを硬めのしっかりとしたものに交換させていただきました。この他に布地代と送料がかかります。張り替え完了後座面を出荷させていただきました。
YA邸の「イーサンアレンの椅子」の座面の張り替えをさせていただきました。その方法はダイニングチェア本体から座面を取り外していただき、宅急便で送っていただきました。「座面のウレタンがつぶれてきたので座り心地が悪い」ということでしたので、中身ウレタンを交換させていただきました。座面前部分をご覧いただけますとその厚みの差に気付かれると思います。ウレタンは、厚み20mmの硬めのウレタンを板にノリ付けし、その上に厚み10mmの柔らかくて弾力のあるウレタンを側面までまわるようにノリ付けしました。そこまでがYAさんのダイニングチェア座面の下ごしらえとなります。この上から布地を張って仕上げます。YAさんのダイニングチェアの場合、仕上げにパイピングを底面の際に打ち付けました。木枠と座板がぴったりか木枠の方が大きい場合、この仕上げになることがあります。
今回、YAさんがお選びになった布地はお送りした布地サンプル帳の中でもっとも高額な布地のひとつでした。パルマという12,000円/mとびっくりするほどの布地ですが、その金額に値する質感と厚みを兼ね備えている布地です。YAさんにとってはオリジナルの布地に似ているものを選んだらたまたまパルマだったということもあったようです。パルマで張り替えたダイニングチェアは上品なものでした。張り替え後の写真を撮り忘れてしまったのでYAさんに「写真が欲しい」とお願いしてみると快く引き受けてくださいました。その写真を送り返していただくときにYAさんのご感想をいただきました。それは、「張り替え前に比べてウレタンの丸みがなく、ウレタンの丸みがこのダイニングチェアの好きなところだった」というご感想でした。アラ・カワはダイニングチェアの機能的なことを考えてあえて硬めのウレタンで平らに近い形にしたことに加え、お持ちのダイニングチェアは1脚だけだと決めつけて考えてしまいました。通常、4脚中1脚のみの張り替えの場合、他のダイニングチェアとの見た目のバランスを重視し、ウレタンの形状を他のものと同様に仕上げることはしますが、1脚だけだと決めつけてしまったので、結果的にYAさんの好みから外れてしまったようです。張り替え前後で並べてある写真をYAさんにいただきましたが、右が張り替え前、左が張り替え後の椅子の写真となります。