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カタログNO_B221

ソファ張り替え
B221 SU邸 B221 SU邸 ご要望をお聞きしソファ(応接セット)を張り替える

レビューを頂きました

カタログNO_B221
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 お引き取り 引取日 2001-12-05
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 21日間
納品方法 納品 納品日 2001-12-26
納品場所 神奈川県横浜市青葉区 SU邸(個人宅)
納品住所 神奈川県横浜市青葉区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/木地だしタイプ / 1人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え
数 量 2本
生地 ソフトレザー
柄/フェイス/織り プレーン / 合成皮革
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 1人掛け肘付きソファの張り替え加工費
@ 88,000 円(税別 80,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
ソフトレザー代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面ウレタン交換
カタログNO_B221

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/木地だしタイプ / 3人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え
数 量 1本
生地 ソフトレザー
柄/フェイス/織り プレーン / 合成皮革
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 3人掛け肘付きソファの張り替え加工費
@ 176,000 円(税別 160,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
ソフトレザー代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面ウレタン交換
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPをご覧いただきお見積りフォームから応接セットの張り替えの件でメールにてお問い合わせいただきました。写真画像をメールに添付していただいたので椅子の形が良く分かり、お見積もり等が容易に行えました。座面や背もたれのクッションが取り外せるタイプなのですが、その形を変えたいとのご要望がありましたのでお引き取りの時にソファを見ながら打ち合わせをいたしました。クッションの中身は羽毛でしたが、ウレタンへ作り直すことでそのご要望に応えさせていただくことになりました。応接セットの張り替え加工費は200,000円。布地からソフトレザー(合成皮革)へ張り替えることになりましたので、この他にソフトレザー(合成皮革)代がかかります。
 3人掛けのソファが1本と1人掛けのソファが2本で合計3本のソファ張り替えのご依頼をいただきました。SUさんのご要望は「クッションの中身を交換して、可能であれば、3人掛けの座面を1枚にしたい。」ということでした。技術的には何の問題もなくできますが、問題は、幅2mのクッションをつくると張り地に張力がないため、腰掛けて立ち上がったときに座面にシワができて残ってしまうことが予想されますので、その旨を説明させていただきました。今度はクッションの上を羽毛ではなく、ウレタンでつくりますので、型くずれはしてきませんのでクッションを3個に分けさせていただくことにしました。肘の部分に立てかけてあるのは、45cm角のルーズクッションです。こちらも新たにつくらせていただきました。

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before Photo21
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after Photo22
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before Photo21
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after Photo22

木枠と布地の境目は、飾り鋲で仕上げられていましたので、今回も同じく飾り鋲で仕上げさせていただきました。写真では確認しづらいですが、じつは、張り地の上に直接鋲をたたき込んでいますが、”AZUMAのイス張り替え”では、もう一つ手を加えて仕事をしております。それは、縁(へり)というものと一緒に鋲を打ち付けていくという工程になります。縁というのは、3cm幅に長く切ったもので、それを3つ折りにして使います。3つ折りにすると約1cmの幅となり鋲よりも気持ち大きいくらいになります。縁の上に鋲を打つということは、鋲は縁の上に乗るということですから、鋲で木部や張り地を傷つけることを防いでくれます。細かな気配りが、椅子を長持ちさせることを”AZUMAのイス張り職人”は知っているのです。

before
before Photo31
after
after Photo32
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before Photo31
after
after Photo32

座面や背中のクッション中身を羽毛からクッションに替えるにあたって親方達といろいろと試行錯誤して、このウレタンをつくりました。ソファ本体の大きさは変えられませんので、困ったことがありました。それは羽毛のクッションの場合、腰掛けたときにクッションがつぶれるのでその分だけお尻の位置が下に落ちますが、クッションにするとお尻があまり沈まないので、お尻の位置が上の方にきます。そうするとあまり奥行きがあっては、背もたれに寄りかかるとつんのめるような形になり腰掛けづらいものになってしまいます。かといって背もたれクッションの厚みを厚くすれば座り心地は良くなりますが、見た目が不格好になってしまいます。そこで考えた結果、座面の厚みを少し薄くし、さらに傾斜をつけ、そして、背もたれクッションの厚みを見た目で厚みを感じないように、しっかりと厚みをつけました。そうすることによって、座り心地と見た目の美しさを工夫で実現させました。

お客様のレビュー

神奈川県横浜市青葉区 SU邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想

仕上がりにつきましては、家族共々、大変満足しています。色、布地の質感、ウレタンのせいか、以前より立派な印象になりました。当初、新しいソファーの購入を考えていましたが、母の、「購入時に、このヨーロッパ製のソファーは木枠がしっかりしているので、張り替えれば100年保つと言われたのだけれど…」と言う言葉を聞き、早速HPで探してみたところ、東加工所と出会いました。東加工所を選んだ理由は、HPに記載されている“実際のお客様の声“(コメント)を読み、興味を抱いた為です。正直、多少は不安でした。しかし荒川さんと実際にお会いして、色々なお話の中で、仕事に対する誠意と熱意と意気込みを感じ、心を動かされました。人に、体にやさしいソファーづくりという、使用する人の立場になって考える荒川さんのポリシーは素晴らしいものです。使用する人の年齢を考えて、なるべく足や腰に負担がかからず、また、長時間、座ること等を考慮して柔らかさや、厚み等を細かく調整するという、丁寧な心配りは本当に感心しました。また、インテリアに合わせて、布地の色や材質を選べるというオーダーメイド的な部分も張り替えの醍醐味だと思います。もちろん、熱意だけでなく仕上がりも上々のものでした。年末の慌ただしい最中、“早急に仕上げていただきたい”という、こちらのわがままも聞いていただき、お陰様で新たなソファーで新年を迎えることができました。これからも、ポリシー(職人魂)を持ち続けながら、素晴らしい椅子を作って下さいね。

B221 SU邸 3人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)張り替え後の写真1
B221 SU邸 3人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)張り替え後の写真2
B221 SU邸 3人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)張り替え後の写真3

B221 SU邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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ウレタンフォーム 合成皮革 ソフトレザー

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