maruni(マルニ)社製
カタログNO_B219
アンドリュー(マキシマムシリーズ)
3人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-12-05 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 21日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-12-26 |
納品場所 | 東京都青梅市 YA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都青梅市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
製造メーカー | maruni(マルニ)社製 |
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商品名(シリーズ名) | アンドリュー(マキシマムシリーズ) |
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/木地だしタイプ / 3人掛け肘付きソファ |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / 金華山 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 3人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 176,000 円(税別 160,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換 |
カタログNO_B219
アンドリュー(マキシマムシリーズ)
1人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)
加工内容
製造メーカー | maruni(マルニ)社製 |
---|---|
商品名(シリーズ名) | アンドリュー(マキシマムシリーズ) |
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/木地だしタイプ / 1人掛け肘付きソファ |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / 金華山 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け肘付きソファ張り替え加工費 @ 88,000 円(税別 80,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換 |
Before & After
HPをご覧いただきクラシカルな応接セット張り替えの件でお写真を持って、直接工場まで足を運んでくださいました。3人掛けx1、1人掛けx2の組み合わせでしっかりとした造りの応接セットでした。布地は工場でサンプル帳をご覧いただき決定し、張り替えの加工費はお写真でお見積もり差し上げました。応接セットの張り替え加工費は230,000円。この他に布地代、送料がかかります。座面クッションの中身ウレタンは硬めのしっかりとしたものに交換させていただきます。
金華山での張り替えは久しぶりです。ソファのようにひとつひとつのパーツが大きい椅子の方が、金華山のように大柄な柄が生きてきますね。また、3人掛けが1本、1人掛けが2本の合計3本の張り替えをさせていただきましたので、完成後にお部屋に納品させていただきましたら、布地の豪華さがお部屋いっぱいに反射しているようでした。さて、金華山でソファを張る場合、もっとも気を配るのが柄合わせと柄の出し方です。柄のある張り地の場合、柄が同じ高さや場所にくるように考えていかなければなりません。また、金華山の場合は柄の中心がはっきりとしているため、どの場所にどの柄を持っていくか考えてから布地の用尺が決まります。この様な柄合わせがうまくいくとソファがぐっと引き締まって、どっしりとソファの風格が出てきます。
肘や背、座など布と木枠との境目の処理には、飾り鋲を打つ方法が多いですが、YA邸のソファはパイピング(玉縁)をダブルで用い、パイピングとパイピングとの間にステープルを打ち込んで処理しております。今回YAさんのソファ3本に使用したパイピングの総長は40mにもなりました。これは、縁に必要だった分です。40m分ミシンをかけるのも、打ち付けるのもソファの仕上げには大変な手間がかかりますが、手をかけた分だけ、完成したときの手応えとして跳ね返ってきますので張り上がりが楽しみに仕事ができます。
HP上ではどなたにでもわかりやすいように、「1人掛け肘付きソファ」と呼んでおりますが、私たちはそういった椅子のことを「安楽椅子」と呼んでおります。「安楽椅子」は文字通り、「楽(リラックスして)に安らぐための椅子」ということになります。”AZUMAのイス張り替え”では、文字通りの安楽椅子に仕上げることが今回の張り替えの意味だと考えております。そのために手間を惜しまずに良い仕事をさせていただきました。納品時に腰掛けていただき、座り心地の確かな違いをお喜こびいただきました。
YAさんにもっともお喜びいただいた座り心地の違いは、座面の中身ウレタンを交換したことと、座面のクッションが乗っかっている本体中身の補修と補強をさせていただきました。本体の補強など実際に見えない場所なので手を抜こうと思えば、気になったところを見なかったことにして、いくらでも手を抜くことはできますが、”AZUMAのイス張り替え”では、そういった部分にこそ、私たち”AZUMAのイス張り職人”としての技能を最大限に発揮できるものと考えております。だからこそ、納品し、腰掛けていただいたときのお客様の表情が楽しみでならないのです。座面の中身ウレタンは長く腰掛けていても疲れにくいように比較的硬めに作らせていただきました。見栄えでは、ピンクの金華山がソファを引き立ててくれいます。