ダイニングチェア張り替え
カタログNO_B156
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | 家財宅急便 | 引取日 | 2001-09-20 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 14日間 |
納品方法 | 家財宅急便 | 納品日 | 2001-10-04 |
納品場所 | 兵庫県西脇市 OZ邸(個人宅) | ||
納品住所 | 兵庫県西脇市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 籐張り |
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加工内容 | 張り替え / 塗り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | 籐 |
加工費 | ダイニングチェア座面 籐の張り替え @ 16,500 円(税別 15,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
送料(小さな引っ越し便) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | オリジナルは手編みでしたが、木枠に溝を掘る方法での張り替え |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからメールにてダイニングチェアの写真を添付して送っていただきました。ダイニングチェアの形を容易に把握することが出来ました。写真で確認できる範囲でお見積もりさせていただきまして、残る問題は兵庫県から埼玉県までの運送をどうするかという段階でクロネコヤマト小さな引っ越し便で送っていただくことになりました。送料は片道1脚2,700円でした。私が写真で確認できる範囲で判断した張り方と違っておりましたが、たまたま、イスの構造上、溝を彫れば籐のシートを使った方法が取れるということでその方法で張り替えた場合の張り替えは1脚8,000円。籐の張り替えでは材料費を含んだお見積もりです。
兵庫県OZさんのダイニングチェア
長年、兵庫県のOZさんがご使用になっている、座面が籐で張ってあるタイプのダイニングチェアです。座面の籐が伸びてたるみがでてしまったので張り替えをご検討になったようです。
運送会社の運搬中に背もたれの頭の部分等に傷が付いてしまったので、結果的に運送会社の保険で塗り替えなければならなくなってしまいました。幸か不幸か分かりませんが、張り替え&塗り替えてまさに新品に生まれ変わりました。こういったケースの一番の問題はダイニングテーブルとの兼ね合いです。
籐の編み方
一般的なものは、木枠に溝が彫ってあって、あらかじめ編んである籐のシートを網戸のように溝に落とし込み、溝の幅の籐で溝をふさぐように張っていく方法ですが、OZさんのイスの場合木枠に細かく穴が開いていて、1本1本穴を通して編んでいく方法でした。
張り替え前は手編みの張り方で、張り替え後は溝を掘って籐のシートをそこに張り込んでいく方法。手編みで張り替えることが理想ですが、手間が5倍ほどかかってしまうため加工費的に負担になってしまいますので、今回は新たに溝を掘って籐の張り替えをさせていただきました。