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カタログNO_B129

ソファ張り替え
B129 YA邸 B129 YA邸 本体が籐製のソファのクッションを張り替える

レビューを頂きました

カタログNO_B129
使用した生地詳細はコチラ
スタイリッシュ・ウール T5130(メーカー:シンコール)
プレーン/平織り/グレー
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 お引き取り 引取日 2001-08-16
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 15日間
納品方法 納品 納品日 2001-08-31
納品場所 東京都中央区 YA邸(個人宅)
納品住所 東京都中央区
ご注文回数 1 回|お客様リピート実例へ

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/置きクッションタイプ / 2人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え
数 量 1本
生地 布地
柄/フェイス/織り プレーン / モール
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 2人掛けソファクッションの張り替え加工費
@ 132,000 円(税別 120,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面ウレタン交換(硬め)
 ・他、3人掛けソファの分も一緒に張り替え
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPをご覧いただきお見積りフォームから2人掛け、3人掛けソファのクッション部分張り替えのお問い合わせをいただきました。私がちょうど東京都内にいた関係でその日の内にご連絡差し上げ、急遽布地サンプル帳を持ってお見積もりにうかがわせていただきました。座面の中身ウレタンを交換し、クッションの張り替えの加工費は92,000円。座面のクッションの数は5人掛けですので5個です。座面の中身ウレタンは”AZUMAのイス張り替え”の推奨する疲れにくい硬めのウレタンを作らせていただきます。クッションが本体の内側に沿って作られているため、正確に型を出すために2人掛けの本体をお預かりいたしました。もとのクッションから型を出した場合、変形したままの形でウレタンを作ってしまうことになります。
籐製のソファ
 YA邸のソファは籐で組まれた本体の上に座面と背もたれのクッションがそれぞれ乗せられているタイプでした。籐のソファのクッション部分の張り替えを何度か手掛けさせていただいていますが、籐の部分が破損していることはほとんだありませんでした。軽いし丈夫、さらに通常の木に比べてしなやかさがありますから籐のソファ特有の座り心地があります。
 上の写真から張り替え前後ではっきりと分かることがひとつあります。ソファの真ん中辺りの座面のクッションが良く腰掛けていたためにへこんでしまっています。クッションの中身を出して見るとこの最大の原因はウレタンに巻かれた厚めの綿でした。綿がクッションの中でつぶれ、移動していたのです。柔らかさを出すための綿が長年ご使用になられているうちに力のかかる方へ流れてしまったものと思われます。

before
before Photo21
after
after Photo22
before
before Photo21
after
after Photo22

座面クッション
 座面のクッションが少々柔らかい感じがありましたので、籐のソファの自然なしなやかさに合わせて”AZUMAのイス張り職人”が座面の硬さを決めていきます。もとの座面のクッションでは腰掛けたときのふんわり感を出すために集めの綿をウレタンの周りに巻いてありましたが、これは”AZUMAのイス張り職人”の考える中身ウレタン作りとは基本的に違うようです。
 張り替え後には硬めのウレタンを作らせて頂くことになっておりますので厚めの綿を入れる必要はありません。表面に多少の柔らかいみを出すために薄い綿を1枚入れさせていただきましたが、ウレタンについては基本的に”AZUMAのイス張り職人”の吟味した硬めのウレタンを組み合わせて作られています。”硬めのウレタン”は人間の腰を安定した状態で長時間支えてくれるため、疲れにくく、腰が痛くなりにくいものとなると考えております。

before
before Photo31
after
after Photo32
before
before Photo31
after
after Photo32

置きクッションの座面クッションの固定方法にはいくつかあります。クッションと本体にマジックテープを付けて固定する方法が多く見られますが、YA邸の籐製のソファの場合、本体が籐製であることとその形状から本体側にマジックテープを打ち付けることが出来ませんので後ろの背柱に紐で縛ってあげるようになっておりました。そのため、縛り方がゆるいとクッションが前へずれてきてしまう恐れがありますので、納品の際にしっかりと引っ張って縛らせていただきました。イスを仕上げていくに当たって大切なことは、ごく当たり前のことなのですが「それぞれの材料をあるべきところへ配置する」ということです。この当たり前のことがそれぞれの椅子にとって、見た目も良く、座り良いベストな状態ということになります。

お客様のレビュー

東京都中央区 YA邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想

生地見本では仕上がり時の色に心配がありましたが、お勧めの生地を選んでよかったと思いました。壁やフローリングの色ともあって安心しました。

2.張り替えを注文するまでの不安

インターネットでの注文でしたので、心配は正直ありました。メールでのやり取りの後、見積もりのときにはじめてお会いして椅子張技能士で、人間工学を勉強したとか、若いのに頑張っているなーと決めました。

3.アラ・カワの接客態度

出来上がった椅子を朝届けていただいたとき、家の前には早く着いていたのに、(ラッシュを避けて)時間まで待っていたとわかったときには驚きました。ありがとう。

B129 YA邸 2人掛け肘付きソファ(置きクッションタイプ)張り替え後の写真1
B129 YA邸 2人掛け肘付きソファ(置きクッションタイプ)張り替え後の写真2
B129 YA邸 2人掛け肘付きソファ(置きクッションタイプ)張り替え後の写真3
B129 YA邸 2人掛け肘付きソファ(置きクッションタイプ)張り替え後の写真4

B129 YA邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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