• 生地の選び方
  • 電話番号:049-258-4143
  • メールアドレス:info@azuma-kako.co.jp
TEL:049-258-4143
月~土 _9:00-12:00 13:00-16:30
カタログNO_B091

ソファ張り替え
B091 OG邸 B091 OG邸 オーダーメイドのソファを磨きをかけて張り替える

カタログNO_B091
使用した生地詳細はコチラ
UP6485(メーカー:--生地メーカー--)
--柄--/--材質/フェイス--/--色--
きっかけ ご紹介 当社への連絡 お電話
引取方法 お引き取り 引取日 2001-06-25
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 19日間
納品方法 納品 納品日 2001-07-14
納品場所 神奈川県川崎市中原区 OG邸(個人宅)
納品住所 神奈川県川崎市中原区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/フォーマルタイプ / 3人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え
数 量 1本
生地 布地
柄/フェイス/織り ストライプ・ボーダー / ジャガード
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 3人掛け肘付きソファの張り替え加工費
@ 176,000 円(税別 160,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面クッションの中身ウレタンを交換して硬めに製作
背もたれクッションの中身ウレタンを交換
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

OGさんはB090のIZさんのお姉さんにあたり、IZさんのソファの張り地を決める際に来らてれ、一緒に布地をご覧いただきました。ひとつの布地がOGさんの目に止まり、OG邸の3人掛け肘つきソファの張り替えをご注文いただきました。IZさんのご自宅へ来られた時にOG邸ソファの絵を寸法入りで書いてきていただきましたので、その絵から布地の用尺を出し布地を含めた正確なお見積もりを出させていただきました。3人掛け肘付きソファの張り替え加工費は118,500円。座面と背もたれのクッションの中身ウレタンを”AZUMAのイス張り替え”の考える硬さのものでOGさんのソファにあった形に交換させていただくことになりました。
オーダーで作られたソファ
 もともとオーダーメイドで作られたようですが、しばらく使っていない時期があったそうですが、残念なことにご使用になって数年で布地が擦り切れて破れてきてしまったそうです。イス生地としては少々薄いのにバックコーティングがされていない布地でした。
 当事購入されたときにはオーダーメイドで作られたとお聞きしました。そのお話どおり中の木部やつくりなどはさすがに良い仕事がされておりました。こういったソファの張り替えは他のイス張り職人の仕事を研究できる良いチャンスです。そして、元のイス張り職人さんよりも良い仕事をすることが職人さんにもOGさんにも礼儀になるものと考えて”AZUMAのイス張り職人”としての仕事をまっとういたしました。

before
before Photo21
after
after Photo22
after
after Photo22

全面のはかま(本体最下部のスカートのこと)は柄合わせを考えて1枚ではなく3枚で取り付けることにいたしました。”AZUMAのイス張り替え”では柄合わせに関しては特に気にして布地の取り方を考えております。柄合わせは張り上がりを見ると当たり前のことですが、きっちりとした柄合わせは頭の中のパズルを完璧に組み合わせることが出来た証拠でもあります。

before
before Photo31
after
after Photo32
before
before Photo31

床から座クッションの立ち上がり部分を斜め前から撮った写真です。布地が張り替え前と比べると厚くなったためにはかまの部分に重厚感がでました。クッションの角もしっかりとした硬めのウレタンを用いることで角を主張できる形を保てるように材料を吟味しました。

before
before Photo41
after
after Photo42
before
before Photo41
after
after Photo42

もともとのウレタンの中身は柔らか味を出すためにウレタンの外身に通常よりもずいぶんと厚い綿を用いておりました。最初にこのソファを張った職人さんが考えてこのようにしたと思いますが、”AZUMAのイス張り替え”ではあえて張り替えの際には硬めのウレタンをお勧めしております。それは張り替えをご検討いただくお客様の10年後を考えているからです。ソファの仕上がりをお客様の年齢などによって材料を吟味していかなければならないため、新品購入と張り替えとは根本的に分けて考えております。また、”AZUMAのイス張り替え”では実用的なイスを念頭において考えております。

ReChair椅子張り職人の仕事

<作業風景・1>
写真左は座面の布地を肘の裏側に引っ張り込んでいるところです。この場合、たった1度の鋏で布地を切り込んで肘柱を避けて肘の裏側に布地をまわします。

神奈川県川崎市中原区OG邸|ソファ 椅子張り職人の仕事(1)

<作業風景・2>
写真左は座面の外側のクッションにウレタンを詰めているところです。硬めのウレタンを用いれば用いるほどこのクッション詰めの工程は大変になります。ただ詰めてファスナを閉めるだけでは誰でも出来る仕事にしかなりませんが、あるべきとことにウレタンを持っていくことがクッション詰めのもっとも注意することであり、”AZUMAのイス張り職人”にとっては当然のことです。

神奈川県川崎市中原区OG邸|ソファ 椅子張り職人の仕事(3)
神奈川県川崎市中原区OG邸|ソファ 椅子張り職人の仕事(3)

B091 OG邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

前のページに戻る

実例一覧ページへ実例検索フォームへ

このページ内の専門用語を抜粋して紹介ReChair椅子張り用語集

ウレタンフォーム 柄合わせ ジャガード織り

見積